一眼レフの動画撮影で使っている三脚・スライダー編

一眼レフの動画撮影で使っている三脚・スライダー編

こんにちは!ぱくたその運営管理人すしぱくです。('A')ノ

昨年の夏頃にg.O.R.iさんと動画配信をはじめて約10ヶ月が経過しました。今まで撮った動画はこちら。

そこそこ撮れるようにはなったのでは...

僕はスチールカメラマン歴なら10年選手ですが、今まで動画撮影および制作をしたことがありません。すべて手探り状態。足らない物があればプロに聞いて調べ、沼だとわかりながら機材を増やす毎日です。

また、一眼レフ(5Dmark4)とコンデジ(SONY-RX100M5)を使った撮影にこだわり、スチールでも使えてムービー(一眼動画)も撮れる仕様になったのも必然です。おかげで、4K動画を撮りながら一部を切り出しフリー素材で公開できるようになりました。

そんな一眼レフ動画マンの撮影機材を紹介します!

スチールとムービーで使っている三脚

僕が愛用している三脚は、Manfrotto 190 です。

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Manfrotto プロ三脚 190シリーズ カーボン 4段 MT190CXPRO4
マンフロット
販売価格 ¥34,642
(2017年4月13日17時3分時点の価格)

カーボンファイバー製で4段、全高は160cm、自重は1.6kg の三脚です。センターポール付属で、低・高位置からの撮影も楽にできます。機能的です。

クリエイティブなセットアップ._CB327456035__SR970,300_.jpg

ここに石突シューを無理やり装着し安定させています。これが無いと全高が高くなるほどブレてしまい、スライド時にバランスが取れなかったり、最悪は浮いてしまいます。

manfrottoの石突シュー

石突だけだと安定しない場合は、側面にナノクランプを装着してここから重りをぶら下げます。

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Manfrotto ナノクランプ 147アダプター付属 386BC-1
マンフロット
販売価格 ¥4,050
(2017年4月13日17時24分時点の価格)

一体型なので剛性もよく、機材を入れたバッグをぶら下げることも出来ます。現場で重宝します。ちなみにフレキシブルアームでそれをやると



Manfrotto フリクションアーム 15cm長 回転防止タイプ 両サイド 244MICRO-AR
マンフロット
販売価格 ¥12,090
(2017年4月13日17時25分時点の価格)

耐荷重の問題で普通に折れます気をつけてね。

もし三脚を買い換えるのなら、ネイチャーフォトグラファーのYamashaさんが使っているジッツオの三脚が欲しいです。

本気のネイチャーフォトのためのGITZOシステマチック三脚5型 GT5543LS | 登山と写真で仕事をしている人。

GITZO 三脚 脚のみ システマティック三脚 5型6段ジャイアント カーボン GT5563GS
ジッツオ
販売価格 ¥156,151
(2017年4月13日17時21分時点の価格)

ビデオ雲台を装着

三脚の上に載せている雲台は、Manfrottoの2Wayを取り付けています。自重は1.6kg と結構重たいですがリーズナブルです。

Manfrottoの2Way

Manfrottoのビデオ雲台



Manfrotto 2WAY雲台 プロフルードビデオ雲台 フラットベース アルミニウム製 MVH502AH
マンフロット
販売価格 ¥16,107
(2017年4月13日17時30分時点の価格)

この2Way雲台だけで、簡単なパンやチルトができます。しかし、基本的にはこの雲台で大きな動きの操作はしません。水平を出したりする調整の役割に使っています。

この雲台はクイックリリースプレートがついているのもポイントです。取り外しが簡単にできます。

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Gemtune 501PLongクイックリリースプレート
Gemtune
販売価格 ¥1,954
(2017年4月13日17時33分時点の価格)

クイックリリースプレートを複数購入して、雲台、スライダーなど取り付けを変更しています。

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カメラ雲台の場合

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スライダーの場合

なぜこのような仕様にしているかというと、Manfrottoの2Way雲台はプレート部分が広く、剛性もあって、三脚に直付けするよりもブレが少なくてすみます。また、いちいち雲台やスライダーをネジ止めしていると時間がかかるので、プレートに取り付けて差し込むだけの仕様にしています。 僕のような構成で撮影している人がいなかったので、取り付けが面倒と感じている人は是非参考にしてください。

僕が使っているスライダー各種

左右に並行移動させて撮る「パン」では、スライダーを使って撮ります。

コノバのスライダー

スライダー



KONOVA Camera Slider コノバ カメラ スライダー K5 100 cm
KONOVA
販売価格 ¥36,400
(2017年4月13日17時43分時点の価格)

僕が購入したものはコノバの100cm です。中央のスライダーにカメラを装着してレールを這わせます。タイムラプスムービーを撮る場合は自動スライダーが必要となります。(僕はこれに雲台を付けて手動でスライドさせています。) 結構ロングなので、反らないように支えのポールが付属していますが、先程紹介したクイックリリースプレートを取り付ければほとんど反ることがないので必要ありません。

ちなみにAmazonでは他社製の格安のスライダーが沢山出てきますが、ベアリングにガタツキがあったり、剛性がなかったりと、品質が低いものばかりです。ご注意下さい。

僕が愛用しているのは、日本製の自由雲台


UMEMOTOの雲台

安くて弱い自由雲台は論外ですが、多少値が張る自由雲台でも角度がきつくなると、カメラの自重でゆっくり落ちてしまうケースがあります。

ウメモトの雲台

この梅本の雲台は、白レンズの望遠をつけても全く落ちることがありません。どのような仕組みになっているのか驚く程の剛性があります。また、冬の上高地-10度以下の環境でも落ちることはありませんでした。自由雲台をお探しながら是非。

Amazonに出品されていないので、購入する場合は、公式サイトからになります。
プロ写真機材、自由雲台の梅本製作所

僕は、一番大きいサイズ(SL-60ZSC)にクイックシューを付けて使っています。

持ち運びやすいスライダー


コノバのスライダーは100cm もあるので、外に持ち運ぶ場合は根性が必要です。もっと手軽に持ち運べるものとして重宝するのが edelkrone Wingのスライダーです。使い方は動画を見てください。

edelkrone Wing

このように省スペースで左右前後のシーンを撮影することができます。

最強のスライダー

edelkronewing15

僕が購入したのは、耐荷重7kgのWing15、自重だけで2kgくらいあります。Wing15にした理由は、望遠+一眼+バッテリーグリップ+雲台をつけると5kg近くなるためです。

edelkrone

Wingの上には、Manfrottoの3Way雲台を取り付けています。

Manfrotto 3WAYギア雲台 X-PRO クイックリリースプレート付き MHXPRO-3WG
マンフロット
販売価格 ¥19,998
(2017年4月13日18時8分時点の価格)

ここまで、様々な雲台を取り付けてきましたが、Wing15は取り付け位置を変更することが出来ないため、

360度を回せる

FEISOL パノラマ雲台 PB-90 Panning Base [並行輸入品]
FEISOL
販売価格 ¥7,980
(2017年4月13日18時4分時点の価格)

更にパノラマ雲台を取り付けて解消しています。これをつけることによって、2Wawでカメラの位置を固定し、パノラマ雲台でパン(左右)する位置を固定、カメラの水平を3wayで固定しスムーズに撮影できるようになります。

以上が僕が動画撮影でメインにしている三脚等の機材です。この他にジンバルやドローンなどもありますが、それは次回紹介したいと思います。('A')ノお楽しみに