節分(せつぶん)

立春の前日に当たる2月3日および4日のこと

節分とは立春の前日に当たる2月3日および4日のことを指します。

本来節分とは季節の節目にあたる年4回「立春・立夏・立秋・立冬の前日」のことをいいます。旧暦では春が新しい年の始まりとされ、今でこそ12月31日が大晦日として広く定着していますが、その昔は立春の前日こそが年度末で来る新年を迎える準備日であり、災厄や災難を祓う行事が実際に各地で行われてきました。しかし、立春の前日にあたる節分が大晦日に相当する大切な日と重要視された経緯から「節分」といえばこの日(2月3日および4日)を指すようになりました。

節分でお馴染みの豆まきは、隣国中国にあった鬼を払う追儺(ついな)という行事が奈良時代に日本へ伝わり、平安時代に宮中行事として取り入れられました。その行事が豆まきとして名残として江戸時代に広く庶民に広まった一つの伝統行事です。元来、追儺(ついな)は桃の木で作った弓矢を射って鬼を払う行事でしたが、日本ではその一部である豆打ちが広く浸透し、その様子が畑に豆をまくしぐさを表していることから豆打ちから豆まきへと変化してきました。

豆まきには邪気を追い払う力があると考えられ「鬼は外」の言葉通り地域によって掛け声の違いはありますが、生命力に溢れた畑の穀物である大豆を用いて願いを込めて撒かれます。また、豆は魔が滅するという意味合いを持っており、一般的には節分に年齢の数だけこの豆を食することで無病息災を祈念し、一年を安泰に過ごすことができると言い伝えられています。近年では節分にその年の恵方を見て太巻きを食べるという文化も広まっています。

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